2010年3月5日金曜日

Twits for February 2010

 全23曲。再放送もあります。

♪せっかくの雪。雪の光景が印象的なジャケットはいくつかあるが、いま思いついたのは『ゴールデン・サークル』の三人の男。ストックホルムの木立は、しんしん、という感じではなく、このワルツの気ままさ、素っ頓きょうさが、なんだかかまくらの中のような温かみを感じて好きなナンバー。

♪ここ数日のネットラジオ一番発見は、nonsuch radio できいたこの曲。オハイオ出身ブルースバンド Black Keys というのは名前しか知らなかったけど、その2人組みのうち一方の昨年作のソロアルバムだという。すき間がいっぱいあって骨太。ほかの曲も粒揃いでバラエティ豊

♪ここでコーヒー休憩。Accradio からはMeavの『ダニーボーイ』、さっき外遊から帰ったねこがなぜか左上を占拠。ちょいと、どいてくれ。さて、がんばろう。

♪今日はずっと仕事で Accuradio かけっ放し。初めて知って気に入った曲もあるが、知った曲が流れるのもいい。きいたのはブライアン・フェリー版。この名曲はダニー・ハサウェイほか名カバーも多いが、検索して、ああ歌ってたんだと思ったのはセネガルのスター。自由で計算しつくされてる。

♪すみません、しかし、最近までまったく知らなかったバンド。Accuradioできいて、以前にも名前をコピーしていたと思います。好きな部分は多いですが、「青い牡蠣カルト」という謎のバンド名がいい、余計なことだらけのアレンジがいい、そして何より下世話さがいい、というわけであっという間

♪今日も Accuradio で知った曲。ピアソラかなと思ったらやっぱりそう。ラトビア出身のバイオリニストの演奏。よくある言い方だけど、ピアソラというのはやはり一つのジャンル。どんな楽器で誰が演奏しても同じ音世界、ということで思い出したのは作曲でなくアレンジでフィル・スペクター

♪そんなわけで、どうしても、「芝生に耳が落ちててホースの水がぱふん」という絵を思い出してしまうこの曲。最初にきいた時の wore ってやっぱりこういう風に発音するんだなあ、となんだかよくわからない感心もありました。この管がついてない鉄琴も vibes というのでしょうか。

♪スーパーボウルはWHOじゃなく、スーパーがつくということでこの怪カバー。まず、あまりに見事なリバーブ使いに愕然とし、なぜかそれだけのために出てくる単音ピアノベースに呆気にとられ、めったに使わないノーエフェクトギターが不気味さを増すこの音群はS・ムーアのポップな面がうまく出ている

♪うどん食べながらきいてたFM群馬でかかった1985年作のこの曲は多分、どの街にもあった友&愛あたりで借りた。その後もきき続けたアーティストよりこうした、それほど好きだったわけでない曲の方が“なつかしさ”はある。当時から浮世離れしていたが、何とデイヴ。ギルモアがらみだったとは

♪「2センチ足らずの雪が 科学の街東京を 一日でぬりかえる」。伊勢叙事詩、最高のフレーズのひとつ。これから加須の「風ひとり旅」に行きます。確か、前回の藤岡ではいつも歌うこの曲を歌わなかったような気が。雨が雪にならないことを願います。

♪では、2月14日といえば、のこの曲を。検索したらきいたことのない、気になるアーティストもいっぱいいたが、CDも持ってる何組かのうちこの米国女性SSWの鑑の歌で。魅力は何より、キュートなことだろう。ところで、調べたら原盤は83年。円熟した歌声はCDの出た90年代かと思ってました。

♪このタイトルです。http://bit.ly/cLbEiL

♪最近は、Accuradioで気になったのをgroovesharkで検索のパターンが増えてますが、今夜の発掘はこのブギウギピアノ。ハードってハードって、1935年かあ。こういう曲では、たとえば曲想はまったく違うジャックス『マリアンヌ』のように“形式の胎動”が実にスリリングに響く。

♪シカゴもダブリンも旧正月のAccuradioで、さっきかかったのはこの名曲。ヒット曲としての堅固な構造を持ちながら、強いメッセージ性を叩きつけ、荒々しさとバランスを絶妙に行き来するS・リリーホワイトがサウンドを統括する。初めてきいたUSリミックスなどもあったが、ここはオリジナル

♪数多あるモリコーネ名作の中でも白眉。彼の魅力は“下世話な美”のように思うが、少年の恋に政治を絡めたこの映画は内容的にもぴったりだった。そして馬友友。クラシカルクロスオーヴァーというのか、わかりやすい、つまり“下世話な”彼の演奏は、オリジナルより見事にこの親しみやすい美を再現する

♪昨夜Nonsuch radioで発見。同じ曲名が見つかったが、メロディは同じでも音像が明らかに違う。コピーしていたのアルバム名を検索すると、そっちはアウトテイク集だったらしい。クリアなこれも悪くはないが、もっとモコモコして味があった。いつも思う。脳は曲を何で識別しているのか。

♪デヴィッドバーンラジオの収穫から。スロバキアのSSWらしいですが、不思議なスキャットにシーナ・チャンドラを思い出し探すと1曲だけ、もう4回リピートです。連想するのはアニ・デフランコのダイナミズム、ジョニ・ミッチェルの奔放、そして誰だろう、譬えようのないキュート。CD買いそうです

♪その後、アニ・ディフランコで唯一CD買った96年『Dilate』をgroovesharkできいた。ハーモニクスばんばんのこの曲がきっかけだったと思うが、その後はたまにフェスなんかでみるくらい。最新作をきいてもやってることに変わりはない。ただこっちが、ずっと別の音を探してるだけだ

♪DBR(すでに略号化)発見第2弾は全然知らなかった米国オルタナ08年作。こういうプロフィールらしい http://mjk.ac/QpDmKe が、音像の重ね方、それでいてのくっきり感が異様に気持ちいい。思い出したのは、ジェリーフィッシュとか何といったか「フランスのベック」とか

♪今日はFuture Perfect Radio-Au Naturaleでの発見。アイアン&ワインなどに通じるやさしい米国インディーズだが、何の変哲もなくスタートするコード打ちピアノが、きいているうちに意外なほど丁寧になっていき、三分後には曲の印象はまったく変わっているのが快感

♪そんなわけで沖縄ではありませんが、iPhoneで入力中ずっときいてた南国ムード満点の米国SSW作を。Nonsuchradioでかかった"Ukulele Me!"で知りました。

♪『タンホイザー』をきいている。運動場の少年のCMで夕陽のイメージもあるけど、陽が東にあれば、ゴージャスはフレッシュに変わる。

♪何日か前にどっかのネットラジオできいたこのカバー。奔放な歌い方に、この曲誰のだっけ、となかなか思い出せず、検索して、そうだった。オリジナル、A・レノックスのおどろおどろしさを、能天気さで解放し、また不気味さとして再構築したとでもいえばいいのか、晴れた今日の空の風を見ているような

♪Accuradioでしばらくぶりにきいて、08年のアルバムをききながら検索しみつける。http://mjk.ac/JeRtww なるほど。ともかくわきまえたメロディといいアレンジといい、すさまじいまでのバランス感覚だが、今感じたのは録音のよさ。それで00年代の音なのだと気づく。

0 件のコメント:

コメントを投稿