2010年6月1日火曜日

Twits for May 2010

♪と話題になったところで、昨年の今日の夜、かなしい知らせの直後にきいた曲。夜にきくより、「暗くならない」うち、輝く空の下でききたい歌です。そういえばこの曲をきかせて、「晴れた日にバスに乗って出かけたくなる曲です」といった人がいました。実際、よくアカペラでつぶやくように歌います。

♪今きくと、この人たちはリフのつくり方がうまかったんだなとつくづく思います。当時から持ち味と思ってたプログレ的な大仰さ。それがうまくポップスに消化された佳作です。

♪さっきトウキョウサンランズでかかる。前にラジオでスガシカオがメイシー・グレイとレニー・クラヴィッツはタイム感が似ているといっていて慧眼ぶりにうなったものだが、あまり溜めないこの曲はクラヴィッツなら It Ain't Over 'Til It's Over にあたるだろうか。

♪では、「昨日にふたをすれば恐怖は増す 新聞は書き立てる」

♪栗コーダーカルテット出演中のJ-WAVE。「日曜の朝に」というリクエストで彼らが選んだのはジョニ・ミッチェル。さわやかで、それでも一筋縄ではいかない、ジョニらしい展開が今日のような「日曜の朝」らしい。

♪86年とあるから「阪神優勝」の翌年か、住んでいた三鷹の友&愛で借りてきたのをおぼえている。ミュージックマガジのクロスレビューでみた記憶はあるが「ミクスチャー」と呼ばれていただろうか。今きくとプログレ的ともいえるめまぐるしい展開が異様なほど緻密なリズムチェンジで構成されていて驚。

♪grooveshark でfavorite 曲をきき直し。昼の番組だったかinterFMだったと思う、初めて名をきいた「北欧のカーティス・メイフィールド」07年作だそう。最初にきいた時は、こりゃ70年代だ、と思ったけど、よくきくと転調なんかがアシッドジャズ以降なかとも思える

♪バラカンまではAccuradio Listening Post。数年前の今の北関東の五月晴れに似合うこの曲は、フィル・スペクターでもロネッツでなくレノンの『ビー・マイ・ベイビー』と、スペクターファンの大瀧詠一歌唱を意識したと思ってる小島麻由美『いとしのキッズ』を思い出した。

♪今月は曲が少なかったので今日は favorites にたまった分をたくさん投入しよう。最近のJ・ベックあまりやらないこういう曲をきくと、かえって特異性が浮き彫りになる。ほかの誰もがメンフィス風を楽しむ中、一人だけスペーシーなフレーズを炸裂。それでいて違和感がないというのが面白い

♪個人的80年代最高のアルバム Cafe Blue の、後にETBTG結成のきっかけになったアンニュイなT・ソーン&B・ワット版ではなくデビューミニアルバム収録のP・ウェラーVo版。リリカルなピアノのイントロに歌い上げるウェラー、静かに興奮するM・タルボットのハモンドがききどころ

Playlist: May 2010