2010年4月1日木曜日

Twits for March 2010

♪今月最初は27日に足利でききすぐULしたけど反映が月を越えたこの曲。伊勢正三サウンド志向の記念碑的作品で、私見ではサンタナラテンポップロックの国内でもっとも早い消化だが今回のツアーではアコースティック二台。土曜はミュートさせたイントロ、サポートとの隙間のつくり方が絶妙だった

♪バンクーバー閉会式。生ではみ逃し、録画も忘れてみてません。

♪そして開会式にはこの曲がかかったというが、やはりみなかった。

♪『青春の光と影』はこれは知らなかった同名映画主題歌のこのカバーがヒットしたという。ロックとジャズ両面というタイトル、歌詞もだが、やはり凝って知的な構造で、若い声だと別の面が出る作曲にひかれる。そういえば彼女の歌を知ったのはアグネス・チャンが歌った『サークル・ゲーム』だった。

また見事にポップスに着地する点がすごいジャズからのアプローチ。ハンコックのプロデュース力がクールに炸裂

♪本日最大はデヴィッドバーンラジオ。なんだこりゃ、どっかのカレッジインディーズかと思って検索すると1916年生。へえ、ビート世代も絶賛って、全然知らなかった。いまのところ3年に1回級の大発見。今まで出会わなかったのはなぜだ、とも、まだ世にはすばらしい音楽があると喜んだりの幸福感。ほかにいい曲多いけど発見のこの曲。タイトルも大気に入りです。

♪夜かけっぱなしで力尽き、朝が来ても流れてたAccuJazz 60's。曇った朝にもじゃまにならないブルージーなハモンドが心地よい。知らなかったけどブルーノートか。マンフレッド・マンなんかは同じことのロック側からのアプローチだから、クロスオーバーは70年代のものじゃないんだ。

♪ソウル・ジャズの次はこの名演だった。似ている。さっきの大江麻衣に RT @takagengen 「…全てに唇を触れようとすればこの女子の体はもう全部赤褐色になって本当に醜いのだけれども、そんな姿だったらわたしは感動して話しかけたい。いやあもう本当醜いけどなんて素晴らしいこと!」

♪というわけで、月曜ということで思い出したのは大げさな構成で16歳の少女による銃乱射事件の奇妙なヒロイズム(ヒロイニズム?)を描く1979年の不思議なヒット曲。複数形なんだなとか、『哀愁の』とはすごい訳だとか、いろんなことを考えたのは高1だったヒット時より少し後だったような。そうだ、今日はアカデミー賞だ。でも字幕付の録画にし、残りわずかの原稿をいったん休み、これからそう遠くない取材です。がんばろう。I like Mondays. おれは16歳少女じゃない。そういえば同い年か。そして『哀愁のマンデイ』のヒットが『ウィアー・ザ・ワールド』につながったんだ

♪日付だじゃれにて失礼。96年のペイジプラント最終日では確かOPだった「39」。検索すると最初にあったこれはオリジナルでないとさらにGoogleで検索するBBCセッションからのよう。Youtubeの方が7秒長いのはどういう事情によるものだろう。それにしてもBBCは名演揃い

♪雪のイメージの曲、今回思い出したのはこの80年代ニューウェイブ。無機質なアナログシンセで雪を感じるのはきっと冷たさなのだろうが、この曲の場合はリズムも降り続ける雪に似ている。確かレンタルではなく、高校の同級生、東松山のMイ君に借りた。確か精神科医だったと思うが卒業後会ってない。

♪シンセで雪、と思い出したのは日本のシンセサイザーの第一人者冨田勲。確かこれがシンセ作品としては最初でなかったか。ほかにもラヴェルなど20世紀の作曲家をよく取り上げていたが、このドビュッシーはよかった。確か中学かな高校かな、NHKのFMをSONYの一番安いカセットに録音してきいた

♪シンセの雪の曲、といえば敬愛する伊勢正三のこのセルフカバーを忘れてはいけない。冨田勲の直後にULして、やっと反映された。実はこの曲は中学の時にNHKFMできいたスタジオライブのアコースティックが一番好きなのだが、改めてこのテイクをきくとフェンダーローズの使い方の絶妙さに気づく

♪今日の仕事の友はAccuradio Classic Rock。きき入ったのはスプリングスティーン渾身の一曲。あらためてきくと構成が凝っている。そういえば同アルバムのタイトル曲の間奏部もそうで、やはり70年代後半の賜物か。pf~st~Brの上品な使い方はまるでラヴェル『ボレロ』

♪昨日はずっとAccuradio Classicroctoperaで知ってる曲ばかりの中、ちゃんときいたことのなかった彼らの曲に耳止。なんとジャミロクワイのようだがいつだろうと調べると1976年のプラチナヒット。イーグルスやボストンはきけても、中1にはよさがわかんなかったんだろう

♪では、聖パトリック“ス”(バラカンはちゃんと発音)デイ1曲目を

♪今日のバラカンからの収穫。"掛け合い"の魅力がうまく活かされ、キュートなオブリガードで味つけ

♪今日のバラカンからの一曲。カサンドラ・・ウィルソンみたいな深いVoに、超絶ギターがウィンダムヒルとはけっこう意外だった。

邦題は『今宵の君は』だけど、意外にも雨上がりの春の陽にぴったり。

♪今朝のバラカンからは、「物質文明への批判」と紹介したこの怪演。ジョプリンVoの魅力は「危うさの上での疾走感」とでもいおうか、それがよく活きている。固有名詞の強さもあってその後のラップにも通じる批判性に、これまたジャニスの魅力である妙なあっけらかんとした感じがいい。

♪起きてNHKバラカンは来日するジョー・ヘンリー特集。彼をして初めてで楽しみというライブにも行きたいが4月はキング&テイラーをオークションで狙ってるから自重。番組最後にかかったのは一番好きな Tiny Voices からの一曲。いい曲はたくさんあるけどバラカンが選んだのでこの曲。輝く三月末の朝には似合わないスモーキーなサウンドがしみます。

♪まず探したのはルー・リードのカバー pale blue eyes、なかったのでの animal skin。そしてその副産物として、ブラジルの歌姫の“陽光輝くNYの憂い”がみつかったのでこっちも。沈んでいくような独特のメロディラインを、赤道近くのリズム分散でリバースさせる。こっちは輝く三月末にも対応。

♪そんなわけで帰ってきいたのはこの名曲。作中での使われ方も絶妙だった。

♪今日はバラカン~クリス智子~DJタローときいて、さっきからAccuradioのBrit Rock。名作 OK Computer の次作 Kid A のこの曲は、リズムの上で飛び跳ねるような管の使い方にびっくりし、また音楽の幅を広げたことに驚いた記憶がある。

♪Kid A のジャケットの氷のような山をみて思い出したのが、さわやかなアメリカの山の春のイメージで名づけられたというこの曲。「アメリカらしさ」という曲をつくったとされているそうだが、清々しさ=つまらなさであり、しかもそれがまた魅力的なのだから不思議なものだ

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